HOME >> 公開情報 >> 水質検査結果 >> 水道水における有機フッ素化合物(PFAS)について
更新日:2023年09月08日

水道水における有機フッ素化合物(PFAS)について

【有機フッ素化合物とは】

 有機フッ素化合物とは、炭素とフッ素が結合した有機化合物であり、総称をPFAS(ぺルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)と呼んでいます。                                      PFASの中でも、PFOS(ぺルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ぺルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきましたが(※1)、環境中では分解されにくく、蓄積性が高いという性質を持っています。

 

【水道水の水質基準】

 水道水においては、令和2年4月1日から水質管理目標設定項目に位置付けられ、暫定目標値として「PFOS及びPFOAの合算として 0.00005mg/L 以下」が厚生労働省により設定されました。なお、水質基準項目の「フッ素及びその化合物」は、フッ素とナトリウムなどの無機物が結合した物質であり、有機フッ素化合物とは異なるものです。

 

【甲府市上下水道局検査実施状況】

 甲府市上下水道局では、令和2年度より平瀬浄水場、昭和浄水場、中道配水系の原水、給水栓水のPFOS及びPFOAの検査を年1回実施してきており、全て 0.000005mg/L 未満(※2)であることを確認しています。結果の詳細については、次の検査結果をご覧ください。


※1 PFOSは、半導体用反射防止剤、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤などに、PFOAは、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤などに使われてきました。PFOSは平成22年に、PFOAは令和3年に、製造・輸入等が禁止されています。


※2 暫定目標値の10分の1である 0.000005mg/L を定量下限値として測定しています。定量下限値とは、正確に測定できる最小の濃度のことです。

 

有機フッ素化合物の検査結果

令和6年度有機フッ素化合物の検査結果
令和5年度有機フッ素化合物の検査結果
令和4年度有機フッ素化合物の検査結果
令和3年度有機フッ素化合物の検査結果
令和2年度有機フッ素化合物の検査結果


今後も継続して検査を行い、検査結果をホームページに掲載していきます。採水地点などの詳細は、水質検査計画をご覧ください。

 

お問い合わせ先

甲府市上下水道局 浄水課 水質係

TEL:055-251-8111

FAX:055-251-8127