電 話 055-251-8111~3
甲府の水道は、大正2年(1913年)1月に給水を開始しました。
「水交庵」は、荒川ダム・平瀬浄水場の拡張工事の完成と甲府の上水道創設75周年を記念して、歴史的資料を保存・展示し、水道について理解を深めていただくため、昭和63年に開館いたしました。「水交庵」という名前には、水に親しみ理解を深めてもらいたい、また、人と水が交わる場所に・・・という想いが込められています。
写真:水道資料館(水交庵)
水道資料館(水交庵)の建物は平瀬浄水場内にあり、以前は事務所として使用されていました(昭和10年建設)。木造平屋建、瓦葺で正面中央にある2連のアーチで構成された玄関ポーチのデザインに特徴があり、現在では文化庁の登録有形文化財として登録されています。
江戸時代の「甲府の水道」や明治時代の「水売り」など、甲府の水道の歴史やしくみについて学ぶことができます。
「水交庵」は平瀬浄水場の施設見学コースで見学することができます。詳しくはこちらをご覧ください。
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玄関に入ると「水道開通式の歌」が自動で流れ、甲府市の鳥「カワセミ」をあしらったオブジェがお出迎えします。 |
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木樋の現物を展示した江戸時代の甲府上水 |
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御膳水を売り歩いた水売り屋の模型 |
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昔の水道工事に使用していた工具と道具 |
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龍吐水などの昔の消火道具 |
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配水管から蛇口までの断面模型 |
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送・配水管の実物展示 |
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水道施設についてのパネル展示 |
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水に関する知識を楽しみながら学べるコーナー |
昔から現在に至るまでの貴重な展示品を展示しているため、訪れるみなさまが水道の歴史を知る上で、欠かせない施設となっております。