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更新日:2024年08月19日

鉛製給水管について

◎鉛製給水管とは?

鉛で作られた給水管(パイプ)のことで、管内にサビが発生せず、比較的やわらかく、加工しやすいことから、全国的に水道管の材料として使用していました。

 

◎どんなところに使用されていますか?

鉛製給水管は、道路下の配水管から分岐し、宅地内にあるメーターまでの給水管の材料として使用していました。しかし、腐食による漏水が起きやすく鉛に対する水質基準が強化されたことから、平成2年以降、甲府市上下水道局では鉛製給水管は使用していません。

◎鉛製給水管の水質基準は?

水道法において、水道水の鉛濃度の基準を生涯にわたり摂取しても、健康に問題ない基準値として「1リットルあたり 0.01ミリグラム以下」に定めています。

 

◎鉛製給水管が使用されている家庭での使用方法は?

鉛製給水管を使用している場合でも、通常、お使いいただく際の水道水の鉛濃度は基準を下回っており、健康上問題ありません。

なお、旅行などでしばらく水を使用しなかった場合には、バケツ1杯(約10リットル)程度の水をトイレや洗濯機など飲用以外にご使用いただくことで、より安心してご利用いただけます。

 

お問い合せ先

甲府市上下水道局 給排水課 給水装置係

電話:055-228-3314

 

◎鉛製給水管に対しての取組み

甲府市上下水道局では、鉛製給水管の取替えを老朽化した配水管の更新工事や漏水修理工事に併せて行っています。また、「鉛製給水管基本計画」に基づき計画的な鉛製給水管の取替えを実施しています。

お問い合せ先

甲府市上下水道局 水道課 鉛管対策係

電話:055-228-3378