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更新日:2017年02月24日

水源かん養林の沿革

甲府市の森林面積は、本市全体面積(17,189ha)の約63%(10,831ha)に当たり、北部に広がる森林の約80%は洪水を防ぎ、水を貯える「水源かん養林」です。甲府市では、水道事業を経営するにあたり、水源かん養林の経営管理は水源維持のための重要施策の一つとして、早期から取り組んできました。
本市の水源かん養林は、荒川上流の御料林が本市などの申請により「水源かん養保安林」の指定を受けたことに始まり、その後、県から東西約15km、南北17kmにおよぶ面積2,660.1haの森林の払い下げを受けて、市有水源かん養林としての経営管理が始まり、現在に至っております。


明治維新~同14年  明治維新による藩幕政治の廃止と共に、官民区分不確定地となり、管理が乱れたので、明治14年官有地に編入した。
明治22年 御料地となり、静岡支庁の管理下におかれる。
明治42年 甲府市の要請により、水源かん養保安林に指定される。
大正11年 金桜神社に払い下げられたが、その後東洋遊園地会社に売却される。
昭和12年 大昭和製紙(株)の所有になる。
昭和15~同20年  昭和15年から昭和20年にわたり、奥御岳保安林の有する水源かん養上の重要性にかんがみ、沿岸町村の「本森林に最も密接な関係にある甲府市において所有し、合理的に経営するのが適当である」との意見に基づき、県の斡旋により売却交渉があった。
昭和21年 県は売却交渉を解消するため、甲府市の願いにより県有林の一部と大昭和製紙(株)所有の奥御岳保安林との交換を行ない、これを甲府市に払い下げ市有林となり現在に至る。
昭和34年 第1次甲府市有林施業計画樹立。(現在第9次)
昭和35年 甲府市の財源確保として、立ち木の伐採が行なわれる。
昭和37年 伐採跡地を年次計画により植林を始める。
平成元年 1,000haの造林を達成する。
平成7年 8月4日に林野庁長官より「水源の森100選」に認定される。
現在 水源かん養林として保護育成を積極的に行ない、保全機能の高い森林整備を行なっている。