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更新日:2017年02月24日

甲府市水道水源保護地域

甲府市の森林面積は、本市全体面積(17,189ha)の約63%(10,831ha)に当たり、北部に広がる森林の約80%は洪水を防ぎ、水を貯える「水源かん養林」です。甲府市では、水道事業を経営するにあたり、水源かん養林の経営管理は水源維持のための重要施策の一つとして、早期から取り組んできました。
本市の水源かん養林は、荒川上流の御料林が本市などの申請により「水源かん養保安林」の指定を受けたことに始まり、その後、県から東西約15km、南北17kmにおよぶ面積2,660.1haの森林の払い下げを受けて、市有水源かん養林としての経営管理が始まり、現在に至っております。


 

甲府市水道水源涵養林保護基金条例
水源かん養林は、保水、土砂流出の防止、水質浄化など多くの機能をもっています。上下水道局では、この貴重な財産である水源かん養林を後世まで守っていくため、平成5年度に基金条例を制定して原資の積立てを行い(現在、2億1,303万円)、その運用益で次のような「水源かん養保護・育成事業」を実施しています。

1 水源林植樹の集い(水源林の保護啓発、水源林整備)
2 水源林観察会(水源林を観察し、水の大切さを学習する)
3 水源林保護看板の設置(水源林の大切さを観光客等に呼びかける)
4 水源地クリーン作戦(水源保護地域の清掃活動)
5 関係機関等の事業への協力(関係機関等の森林保護啓発事業への協力)